触媒反応装置

  • 50〜550 °C のプログラム昇温を10 °C刻みで設定

  • 0.02 MPa単位で圧力計測、島津GC+10倍アンプで高感度

タッチパネルやPLCをあえて排し、アナログ制御と汎用部品を採用。高機能フルオート機に比べ装置価格を30〜50%圧縮しつつ、温度安定性やガス流量精度など研究に不可欠な性能は妥協なし。初期投資を抑え研究費をデータ取得に振り向けられます。
ガス供給系にはブランクポートを標準装備し、新しい反応ガスや加湿ライン、分析モジュールを後付け可能。

シート状ステンレス材料に温度と圧力を加えた水素ガスを透過させ、透過した水素ガスをガスクロマトグラフ(検出器TCD)で定量分析する装置です。

○ポイント:
○水素透過セルはプログラム温調器を用い50℃から550℃で10℃ステップでの温度設定が可能です。

○上部及び下部チャンバの圧力は最大目盛1MPa、最小目盛-0.1MPaの連成計を用い0.02MPa刻みに圧力計測が出来ます。

○ガスクロマトグラフへの透過水素ガスがより細かな導入が可能な八方切替バルブを装備しています

○㈱島津製作所製のガスクロマトグラフを装備し10倍のプレアンプを内臓していますので高感度に水素ガスを測定します。

○各チャンバを10Pa以下に排気できる真空ポンプを装備しています。